恐いのは副作用だけではない。抗がん剤が新しいがんを招く(雑誌『健康』)|
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雑誌

『健康』2017年9月号(主婦の友社)

恐いのは副作用だけではない―抗がん剤が新しいがんを招く

♦記事のポイント

がん大特集として『抗がん剤』が取上げられています。「抗がん剤は本当に有効なのか?」との疑問に対して、その有効性、副作用の問題などについて、医師が答えています。その上で、抗がん剤治療の危険性が明らかにされています。

♦記事の役立て方

がんと診断されたとき、「あのつらい抗がん剤治療を受けるのか」と思う前に、抗がん剤の本質を知る上で役立ちます。

♦記事の内容と検証

健康誌としては、「抗がん剤が新しいがんを招く」という大胆なテーマの「がん大特集」となっています。

もし、ご自身やご家族が「がん」と診断されたら、おそらく多くの人の脳裏をかすめるのが、「あのつらい抗がん剤治療を受けるのか」ということでしょう。実際に抗がん剤は、ひどい副作用をもたらし、過酷な闘病生活を強いるでしょう。それでも、がんを克服して、健康を取り戻すことができればいいのですが、転移、再発して抗がん剤治療を何度も受けた末に、亡くなるというケースが少なくありません。

この大特集では、「抗がん剤は本当に有効なのか?」がメインテーマとなっています。そして「抗がん剤の危険性」「抗がん剤の副作用」といった問題点を徹底的に検証しています。

まず、「抗がん剤は新しいがんを招く」というテーマでは、抗がん剤は人体に極めて有害で、毒性の強い薬であるとした上で、「抗がん剤治療を始めてから、画像診断でがんが小さくなることがあります。しかし、その後また大きくなることもよくあり、小さくなったからといって決して治ったわけではないです。一時点にがんが小さくなったことで『効いた』というのが抗がん剤なのです。」とキンダークリニックきかわ小児科院長の木川芳春先生は指摘しています。

それを裏付けるように、厚生労働省のホームページには抗がん剤について「有効性は低く、延命効果を期待するもの」「重大な副作用は多いが、他の治療法がないので使用されている」と記載されているのです。

さらに抗がん剤は副作用にとどまらず、「新たながんの原因になることもある」として、2015年に世界保健機関(WHO)が公式発表した「がんの原因」の中には、多くの抗がん剤が含まれていました。これは新しいがん(二次がん)が生まれることを示唆しています。

抗がん剤と副作用についてのテーマでは、抗がん剤は非常に強い作用と同時に毒性のあるものもあり、がん細胞と同時に正常細胞までダメージを受け、副作用が生じることを指摘しています。

その原因として、正常細胞がダメージを受けることによる免疫力の低下やがん細胞と正常細胞の増殖の速度の違いがあげられるとして、次のように指摘されています。「正常細胞の中で特に影響が受けやすいのが、毛根細胞や皮膚細胞、口腔、胃腸の粘膜細胞です。抗がん剤の副作用として、よく脱毛や口内炎、嘔吐、下痢などが現れるのは、これらの細胞の分裂・増殖速度が、がん細胞と同じように速度が速いためです。また抗がん剤は、骨髄にある造血細胞を攻撃することもあります。この細胞が攻撃を受けると、新しい血液や血小板をつくれず、赤血球や白血球、血小板の数が減少する骨髄抑制が起こるのです」(木川芳春医師)

ただ、抗がん剤の副作用は、同じ薬であっても、投与される人によって現れ方がそれぞれ異なります。それでも、多くの人に副作用が生じており、最悪の場合は抗がん剤によって死に至るケースもあるということです。厚生労働省のホームページでは、平成21年度に抗がん剤の副作用で219名の方が亡くなっていると報道されています。がんを治すための薬の副作用によって亡くなるというのは、抗がん剤治療をもう一度考え直す必要があるのではないかと同誌は指摘しています。

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